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クーポン券で60万円以上の売上を作った中村さん

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中村さん クーポン感想

 

【小西】

こんにちは! どうも。

 

【中村さん】

こんにちは!

 

【小西】

今回は、クーポン券を年末の忙しい時期に撒いて、1月の初旬まで撒いて。その後、2月って飲食店で閑散期なので、そこは「お客さんに入ってもらって回収しましょう」みたいなお話で参加していただいたと思うんですけど。その効果について、どのくらいの成果があったのかというのをお伺いしたいと思います。

中村さん、簡単にですけども、自己紹介をしていただいてもいいですか?

 

【中村さん】

石川県金沢市で二郎系ラーメンのお店をやっています、「らーめん ひかり」の中村と申します。よろしくお願いします。

 

【小西】

よろしくお願いします。中村さんはラーメン屋さんということで、居酒屋さんみたいな感じではなくても、日にいっぱいお客さんが来られるわけじゃないですか。もちろん滞在時間は短いですけど。

その中でクーポンをされてみて、どういったことがあったのか。率直な感想をこれからお聞きしていきたいという風に思います。

では、早速始めていきたいと思うんですけども。実際に「クーポン券やりましょう」と、私が、メルマガとかいろいろご案内して、やってみてどうでした? 率直な、ザックリとした――別にこれは数字とかの話じゃなくて、感想なんですけど。まず、どうでした?

 

【中村さん】

正直言うと、クーポンって、どちらかと言うと「安売り」と言うか、値引き/割引でお客さんを呼ぶという、どちらかと言うと「マイナスイメージ」のほうが最初強かったんですけども。

でも、正直そうも言っていられないなと(苦笑)。ご提案していただいて、やるしかないな、乗っかるしかないなということで、「とりあえずやります」と始めたんですけども。

そのずっと前から、いわゆるこの地場の地域情報誌でクーポンを付けてというのは前にやっていたんですけど。それもそこそこの効果はあったんですけど、ただドーンと上がるというほどはなかったので。今回もどうかなと。でも、やってみないと分からないしということでやり始めて。

そのクーポンの内容が良かったのか、見た目にパッと「100円キャッシュバック」という内容でやったので、分かりやすかったのもあったのかもしれないですけど。反応がとにかく速くて。撒いて2~3日以内に、すぐポンポンポンポン返ってき始めて。

12月の下旬、それこそもう10日ぐらいしかないのに、そこだけでも30件返ってきて、要は50人返って。1月が170で、2月に関しては日数が短いんですけど220件ほど返ってきて。トータルで、すごく単純計算ですけど、客単価1000円としても約60万円近くこのクーポンで売上が上がったという。

正直、これがなくても、来ていた常連さんも使われていたのもあったと思うんですけど。常連さんとかリピーターのお客さんの来店頻度は、確実に上がりました。

 

【小西】

来ていたんだけど、前よりも来てくれるようになった、みたいな感じですね。

 

【中村さん】

そうですね。財布にこれが入っているから「行こうかな」というきっかけにはなったんじゃないかな、という。いつもよりも。

 

【小西】

ありがとうございます。実際、数字として、具体的に売上といったら、どのぐらい変わったんですか?

 

【中村さん】

12月に関しては、それまでとそんなに変わらなかったんですけども。その翌月の1月2月から、30万円近く――1月に関しては、それまでのアベレージと比べて上がりましたね。2月もそれぐらいです。2月は20万円ぐらい上がりました。

 

【小西】

だいたい単月で20~30万円ぐらいは上がっているという感じですね。分かりました、ありがとうございます。今度、取り組む前って、最初にお話があったかと思うんですけれども、クーポン券のイメージって、どんなことをイメージされていましたか?

 

【中村さん】

「安売り」と言うか、値引きでお客さんを呼ぶというのが、「安いから来る」みたいな感じの、「ちょっとマイナスなイメージ」のほうが強かったんですけども。

 

正直、今やってみて終わってみると、「これやって良かったな」という。掛けたお金以上の効果はすごくあったな、というところですね。

 

【小西】

イメージとしては、「安売りなイメージが先行していた」みたいな感じ?

 

【中村さん】

最初はあまり良くなかったですね。やる前はそうですね。

 

【小西】

イメージとしては良くない。むしろ、「やらなくてもお客さんが来るんだったら、やりたくないよ」みたいな。

 

【中村さん】

そうですね、できれば、それ以外で上げられたらなというので、もがいていた感じなんですけど。

 

【小西】

ちなみに、クーポン券を発行した時の――使う時でもいいですけど――お客さんの反応ってどんな感じでしたか?

 

【中村さん】

総じて良かったですね。

 

【小西】

具体的には、何かありますか? エピソードというほどでもないかもしれないですけど、やり取りと言うか、渡した時にどういうのだったとか、使う時にどうだったかとか、ありますか?

 

【中村さん】

単純に喜んでもらえている、という感じでしたね。「100円のクーポンって……」と、正直思っていたのは僕の思い込みと言うか(苦笑)。お客さんからすると、結構喜ばれるものだったんだなというのは、やってみてすごく実感しましたね。

 

【小西】

中村さん的には、最初「100円のクーポンでそんな喜んでもらえる」というイメージが湧かなかった?

 

【中村さん】

そうですね、正直言うと(苦笑)。僕自身が、あまりクーポンとか使わないタイプなので(苦笑)。「これ、本当に喜んでもらえるのかな?」という半信半疑でやったところは正直ありました。

 

【小西】

分かりました、ありがとうございます。

次なんですけど、取り組んでみて気が付いたことってありますか? 別にこれは良かったことだけじゃなくて、悪かったことも全部踏まえて、お客さんの反応だとか、ご自身が「こういうことがあったな」とか。「ここはもっと改善できたな」とか。いろんなことがあると思うんですけど、何か気付いたことってありますかね?

 

【中村さん】

 

他の地場の地域情報誌とかでも、いろいろ100円前後相当の内容のクーポンとかを付けたりしてやってたんですけども。これは業態とか地域とか、お店によっても違うのかもしれないですけど。僕のお店に関しては、今回は「100円キャッシュバック」というすごく分かりやすい内容だったので、お客さんが食いつきやすかったのかなというのは、後になって実感したと言うか。

「いろいろ選べますよ」というクーポンも、お客さんからしたら選べる良さがあるのかなと思ってやってみたこともあったんですけど、それはあまり食いつきが良くなくて。お客さんからすると、決められてパッと分かりやすいやつのほうがすごく良かったのかなというのは、それはウチに限っての話かもしれないので、打ち出し方によってだと思うので、分からないですけど――というのが1つと。

 

あとは、正直、割とSNSみたいなのに頼りがちだったんですけど。すごくアナログな、こういう「財布に入れておくチケット」というやつのほうが、逆にお客さんからすると、すごく使いやすいし分かりやすい、というところだったのかなと。

 

あとは、その地域情報誌のクーポンだと、ちっちゃいペラペラのクーポンなんですけど。こういうお札に近いような大きいものだったので、お客さんからしても「目立つし、分かりやすいし、使いやすいし」というところは、すごくあったのかなとは思いますね。

 

【小西】

なるほど、ありがとうございます。

さっきもお聞きしているんですけど、やる前とやった後で、変化したこと――数字はちょろっと先ほどお伺いをしたんですけど。数字以外にも、全体を通して、やる前とやった後での変化って気付くところってありますか?

 

【中村さん】

クーポンとか値引きって、僕だけじゃなくマイナスイメージを持っている人は多いんじゃないかなと思うんですよ。というのも、少なからずお金が掛かることなので。

 

販促費用として捉えた場合に、「全然むしろ安かったな」というぐらい効果があったので。今回はすごく成功しましたけど、もちろん施策によっては失敗することもあると思うので。

やっぱりやってみないと分からないし、「いや……」と思うことほど、やってみる価値があるのかなというのは、今回すごく実感したところですね。

 

【小西】

数字はもちろん上がったけど、数字よりはその気付きがあった、みたいなところですか。

 

【中村さん】

そうですね。

 

【小西】

なるほど、ありがとうございます。

 

最後になりますけど、中村さんも迷われて「どうしようかな、やろうかな」と思われたと思うんですけれども。クーポンをこれからしてみようかなとか、もし悩んでいる方に向けて何かアドバイスと言うか、クーポンをするにあたって何かアドバイスがあればぜひお伝えいただければと思うんですけども。

 

【中村さん】

これ、結局は「チケットを渡して、それだけでお客さんが来てくる」というのは、すごく単純な言い方ですけど。それもそうですし、「こんなに簡単な再来店対策って無いな」という。

 

クーポンを1回作って、あとは撒いてしまえば、あとはお客さんが勝手に自動的に持ってきてくれるという――もちろん、LINEとかそういうのをやるのもすごく大事だと思うんですけど。SNSとかを更新したりとか。施策はたくさんあって、それはそれですごく大事だと思うんですけど。

一番こんなに簡単に、再来店の対策とお客さんの繋がりを簡単に持てるものって、意外とすごく簡単に使えるいいものだったなというのが一番の実感ですかね。

ただ単に売上が上がるだけじゃなくて、一番は、再来店してくれるお客さんがめちゃくちゃ増えた。もしくは頻度が上がったということが、一番良かった点かなと思います。

 

【小西】

そこでいくと、次の方――不安とかもあると思うんですよ、「どうしようかな」「でも、目先、お金が掛かるじゃん」ってあると思うんですよ。中村さんもあると思うんですよ。「目先、そのお金、出さなきゃじゃん」と思った時に、そこってどうですか、というのを伝えていただきたいです。

 

【中村さん】

僕は、これは結局小西さんにたくさん何度も言われたんですけど(苦笑)、「本当にやってみないと分からない」という。

やってみて、これが仮に失敗だったとしても――そう考えるのはお金を掛けた以上、難しいのかもしれないですけど――失敗したとしても、これは駄目なんだと分かれるし。

それこそ、メルマガでもよく書いていただいてますけど、お金ができたら、余裕ができたらやります」というんじゃなくて。「先に払ってやってみて、そこでブラッシュアップして」というのを繰り返さないと、何も結局先先得られるものはないんだというのを今回このクーポンですごく分かったかなと。そう考えたら、すごく安い投資だったなとは思います。

 

【小西】

要は、結果が出てみたら安かったということですか?

 

【中村さん】

そうですね。具体的な金額はアレですけど、何万円とかお支払いして作って、やりましたけど。その時に、僕からしたらそんなにすごく安い金額ではなかったんですけど。それでも支払った何倍もの価値と売上は返ってきたなという、本当にやって良かったなというところです。

 

【小西】分かりました、ありがとうございます。

最後に、ひと言、迷っている方の背中を押すとしたら、どんな言葉を掛けて――同じ店舗経営者だとして、どんな言葉を掛けてあげますか?

 

【中村さん】

苦しかったらやってください、というところですね(苦笑)。苦しければ苦しいほど(笑)。

 

【小西】

逆に。

 

【中村さん】

そうですね。

 

【小西】

まだゆとりがあるぐらいだったら別に、という感じですか?

 

【中村さん】

それもプラスアルファで上がるだろうし。やれる余裕のある人は、もちろんやったほうがいいと思うんですけど。苦しい人ほど、やるべきなことではないかなというのは、すごく(苦笑)。やってみたら、本当にクーポンを配るだけの話なので、すごく簡単なことですし。

 

【小西】

分かりました。どうもありがとうございました。

 

【中村さん】

ありがとうございます。

 

【小西】

ありがとうございます。

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