店舗 開業
起業したいというのは１０代の頃から
ずっと思っていて、
私は会社に勤めるということは選択にない
そうずっと思っていました。
しかし、では一体何をするのか？
どのくらいの規模でするのか？
ということは全く決めてなかったのです。
たった一人で気楽に何かやろうかとか、
会社にしなくても個人事業でいいかなとか
色々考えました。
丁度そのタイミングで私は、
孫正義さんの講演をききに行きました。
そこで感じたのはなんてスケールがでかい。
と思いました。
私は事業計画を作りながら、やっぱり
スタートから株式会社にして、
でっかい事業にしてやるんだ。
そう本気で思っていたのですね。
すぐに会社の登記の仕方を調べ、
まだ顧問になってもらっていない
会計士さんにアドバイスをもらいながら、
登記の手続きと計画書を作り
会社を興しました。
そうやって会社が出来上がり、
今度は飲食店をスタートさせます。
飲食店を２ヶ月弱で作り、営業を
開始しました。
しかし、問題は私が何も知らないこと。
・給与明細の発行
・労働条件の通知
・賃金の計算方法
・販促活動
・原価率、人件費のコントロール
もう、どん底に落ち込みました。
以前の事業で手元に残っていた
資金はみるみる減って行きます。
そりゃ、事業計画は作っていましたが、
初日からお客さんがやってきて、
計画している売上が自動的に上がると
思い込んでいたのです。
（全く笑える程甘いです）
しかし現実は全く違って、来る日も、来る日も
友人、知人しか来ない日々。
その挙句、新規のお客さんが２回目来店した時には
「ここはいつも静かだから落ち着ける」
とまで言われました。
もう、これが商売なのかと
現実を突きつけられました。
何度も何度も悔しくて泣きました。
もちろん誰にも見られてないですが・・・。
どうすればいいのか全く分からず、
ただただ、出口の見えないトンネルの
中にいたように思います。
そんな日々も・・・
（続く）
