小西孝明です。
一番簡単にできる単価アップの方法を
今日はあなたにもお伝えします。
早速、自身のお店にあてはめて考えて
頂ければ…と。
では一番簡単な方法って何?と思って
いるでしょう。
何度も言っているかもしれませんが、
「セット商品を作る」ことです。
よくこのお話しをすると
「意味あるの?」と言われることも多い
のですが、意味は大ありです(笑)
ちょっと例をご紹介します。
例(1)スーパーの●●鍋セット
例(2)●●スタートキット
例(3)体メンテナンス&美容鍼セット
例(4)ヘアーメンテナンスセット
例(5)ビックマックセット
はい、このようになんでもセットにする
ことで客単価を簡単にあげることができる
ようになります。
ちょっとご説明をすると…
例(1)スーパーの●●鍋セット
これはどんな鍋のセットでも使えます。
きっと感のいいあなたは気がついたかも
しれませんが、鍋セットだけではなくて、
・バーベキューセット
・インドカレーセット
・梅酒作成キットセット
なんでもいいのです。
例(2)●●スタートキット
こちらもスーパーの鍋セット同様にすぐに
使える状態で販売することが基本です。
例えば、
・釣りスタートセット
・キャンプ初心者応援セット
・ヤマハ音楽お試しセット
初めてだから高すぎるのも嫌だし、
かと言って何を選んでいいのかわからない…
そんな想いを解消してくれるようにします。
そうすることで、「あ、これがいい!」と思って
選んでもらえます。
例(3)体メンテナンス&美容鍼セット
これは、通常は別メニューになっていて
「価格」や「時間」がそれぞれ、それなりに
かかってしまうものを、
時間を少し短縮する代わりに、それぞれより
も少し割り引くようにしてセットにします。
ただ、通常の単価より割り引くのはNGです。
体メンテナンス 通常7,000円/60分
美容鍼セット 通常8,000円/60分
セット 11,000円/60分
このように同じ時間でも時間単価は上がる
ように設定します。
けど、
両方短時間でしたいお客さんからすれば、
嬉しいセットメニューですよね?
(単価の設定は適当に書いています)
例(4)ヘアーメンテナンスセット
こちらも体のメンテナンス&鍼のセットと
同じような感じです。
ただ、こちらの場合は時間を短くするという
よりは、しっかりと時間を取ってフルコース
をしてもらうという感じです。
通常メンテナンスのメニューが3種類あった
とします。
・メンテナンス①
・メンテナンス②
・メンテナンス③
この場合、これのうちのどれかを選ぶという
選択肢になるのです。
ですが、フルコースを作ってしまうことにより
全てをまとめて受けたいという人が出てきます。
例(5)ビックマックセット
このメルマガで既に何度もビックマックという
ことを言っていますね。
別に私がビックマックセット好きだからと
いうワケではありませんよ(笑)
ここで、ビックマックのセットをなぜ出すの
かというとシンプルで、組合せの良さです。
考えてみると、ビックマック単体では食べる
ことはできますが、
・喉が渇いたり
・後にお腹がすいたり
・もしくは単体だと気分的に寂しかったり
するでしょう。
それをセットで組み合わせることで補完して
いるのですね。
ちなみ2021年4月現在でビックマックは
・単品 390円
・セット 690円
という価格設定になっています。
客単価300円違うのですね。
この単価でマックの1日平均来店人数768人で計算
すると…
客単価300円×768人=230,400円/日
(おおー、毎日20万円以上をセットメニューで…)
年間であれば…84,096,000円(笑)
はっせんよんひゃくまんえん…
まあ、全員が頼まないとしても80%で計算しても
67,276,800円になるのでかなりの売上です。
あ、ここではわかりやすくビックマックセット
のみで計算しているので実際は違いますよ。
(シェイクだけの人もいるでしょうし…)
いかがでしたか?
単価アップというのは驚異的ではないですか?
で、最後に単価アップのセットメニューを作る
時のポイントは全部で3つありまして、
ポイント①
セットメニューを作る時は2つ以上のメニューを
作ること
理由は2つ以上ないと
「セットにする」or「セットにしない」
の選択になってしまうからです。
けれど、単品はありつつ、
セットニューも2つ以上あれば、どちらの
セットメニューにしようかな?
と思ってもらえます。
ポイント②
セットメニュー名はコンセプトに合わせて
決めること
今回このメルマガではあなたへ伝わるように
・体メンテナンス&美容鍼セット
・ヘアーメンテナンスセット
と書きました。
ですが、これではお客さんはワクワクしませんし、
単品メニューの組み合わせとすぐに気がついて
しまいます。
そうではなくて、
「お客さんが、おおやってみたい!」
と思うようなメニュー名にしてください。
あえて、ここで●●メニューとメニュー名を
書かなかったのは、これには正解がなく、あなたの
お客さんの層によっても違うからです。
ポイント③つ目ですが、ポイント③つ目は
明日、お伝えしますね。
今日のセットメニューについて、
飲食店はもちろん、業種を問わずできる
ことなのでぜひ、やってみてくださいね。
あなたならできる!
応援しています^^
バクアゲ!
小西孝明