おはようございます!
小西です。

最近は年末も近いので計画の話とか、
時間管理の話をメインでしていました。

経営者の方の多くが聞きたいことって、
なんと言っても収益アップですよね?

どうやって収益をアップしていくのか?
という具体的な対策を聞きたい!というのが
やっぱり一番多いです。

そこで今日は、令和時代のビジネスモデル
の成功に一番近い方法をお話します。

時はさかのぼること高度経済成長期、、、

とにかく発明が盛んで、会社も規模の拡大を
していきました。

会社が規模を拡大していったのは理由が
ちゃんとあるのですが、終戦後からこの
日本という国はある政策を行いました。

それは、「LDK」という表記を取り
入れます。

これには、実は深い意味があり、
本来日本は子供も大人も畳に川の字
で寝るのが普通でした。

それを、リビングやダイニングといった
空間を分けるとともに子供と夫婦の寝室
も別になるようにするという策略があった
のです。

表向きは、「西洋文化」を取り入れるため
キッチン、ダイニングをわける必要があり、
プライベート時間の充実のために寝室も
わけましょう。となっていました、、、が

そうです。それは他でもない人口増加
のためです。そうやって終戦後から
人口は増えていきピークの2004年
までは順調に伸びていきました。

当然人口が伸びていけば、家を建てる
人が増え、家電を欲しがる人も増えます。
それに従い、髪を切る人食事を外で済ま
せる人も増えていきます。

つまり、どの産業においても
規模を拡大していけば人が後から
後からお店やってきて商品・サービスは
飛ぶように売れていたのです。

これにはもう1つ理由があり、
この時代の世の中には
お店の数も多くありませんでした。

お店の数は少ないけれど、来店する
人の数は多い。
そりゃ、拡大すればするだけ
儲かります。

多少接客が悪かったり、ちょっと
価格を高くしても十二分にお客が
やってくる状況だったのです。

しかし、
2000年を超えたあたりから、
インターネットの普及や、高齢化、
さらには、産業自体の成熟により儲けが
より少なくなっていきました。

その結果、同エリア内で食い争いになり、
より価格が安かったり、真新しいものを
提供しているお店が生き残るという構図に
変わっていきます。

2008年のリーマンショックを境に
その構図も徐々に崩れていき、、、

・加速する高齢化
・グローバル化
・ITの進化

これにより、状況はさらに激化します。

今まで近所で来店していた馴染みの
お客さんは高齢で家から出ることも
出来なかったり、亡くなったり、、、

駅前には価格を売りにしたチェーン店が
やってきました。
大手は広告宣伝費を莫大にかけて
一気にネットから集客をはかります。

それを見て価格を下げようとした個店は
軒並み価格競争に巻き込まれ廃業に追い
込まれていきました。
まさに、状況は全く違ってきました。

2019年、令和元年、、、
今度は接客がよく、商品・サービスにも
自信があってもその魅力をお客さんに伝
えられなければ潰れる、、、
そんな時代に入ってきました。

というのも、インターネットの進化があり、
そのテクノロジーを使いこなして宣伝活動
も複雑になりついていけない人も多くいます。

そうしてちょっと手を抜くと競合が迫って
きていつの間にかお客さんを取られてしま
うという現実。

ではそうならないために規模を拡大して、
力で圧倒しようそう思っても人口減の
時代にはお客さん、スタッフが思うよう
に集めることができません。

これではリスクが増すばかり。。
それでは何も打つ手はないのか?
というと、、、
全くそういう訳でもありません。

規模は拡大をしない。
けれど利益を増やすことをやる。

つまり、
財布を増やすということなんですね。

あなたが今、
飲食店をやっていて焼き鳥屋なら、、、
昼はラーメン屋をやるとか、
仕込んだものをネットで売る。

または、お持ち帰り商品としても
販売するというように。

家賃は1店舗分だけですよね?
店舗を展開すれば1店舗あたり50万円儲かるとします。
すると3店舗あれば、月150万円になります。

しかし、しかしです!
逆になるとどうでしょうか?
一気に(マイナス)150万円になってしまうのです。

これは大手でも珍しいことでは決してありません。
数ヶ月前までどの店舗も黒字で経営していてもある日を
境に一気に落ち込んでいくということはよくあること。

この供給過剰で人口減の時代に規模を拡大するのは
よりリスクを大きくしてしまいます。

だからこそ、個店はその1店舗あたりの収益の最大化を
目指さなくてはなりません。

1店舗だけならなんとかなります。
で、その1店舗あたりの収益が最高にいったところで
ノウハウを売るようにするのです。

私のクライアントで元々は美容室でしたが、お客さんの
要望などを聞いていき、エステも同じ店舗の一角で併用
して営業しているところがあります。

また、ある飲食店オーナーは不動産(投資物件)とセット
で運用していたりしています。

である程度そのお店がうまくいくと居抜きでお店ごと売却
して賃貸物件として貸し出すのです。そうして自分は賃料
をもらいながら、他の所に物件を買いそこで飲食店をやる。

今のあなたはどれだけ収入の入り口がありますか?
美容室だからエステはできない?スペースがないから?
カフェと併用しているクライアントもいます。(笑)

営業時間を早朝から昼過ぎと、昼から夜遅くまでの
2部制の営業に変えた美容室もあります。
ここは元々オーナー美容師1人、雇い美容師1人の
2人で通常営業をしていたのですが、、、

お客さんからの要望をヒントにして、
1部と2部に分けてアシスタントのバイトをそれぞれ
1人ずつつけて営業するスタイルに変えました。
すると人権費の増加は60万円から100万円へ。

しかし、その他の経費はほぼ変わらずで
売上は以前160万円から235万円になりました。

そん他の経費が約50万円で利益が50万円ありました。
それが、体制を変えてからは85万円へ。

労力はほぼ同じ。ちょっと時間を変更して人を
増やした「だけ」で35万円毎月残る額が増えました。

正直、「これは無理」って言っている人はそこで
思考停止しているだけなんですね。

店舗展開をしないと収益がアップしないと思っている
のも思考停止なんですね。

さ、あなたはどうな方法で財布を増やしてみますか?
家賃は一緒。働く時間も同じ。でも利益は倍。
これを頭に入れて考えてみてください、、、

いいアイデアでますよ!笑

バクアゲ!
小西孝明