おはようございます!
小西です。
昨日は忘年会を行いました。
急遽参加してくれた人もいて、本当に
よかったなって感じです。
焼肉もとっても美味しくいただき
なんだか年末っぽいですね。
もう、2019年、令和元年も残すとこ
あと13日しかありません。。
この1年どうでしたでしょうか?
あなたの目標は達成しましたか?
とういうことでラスト13日張り切って
いきましょう!
売上高     653億9000万円
最終利益 マイナス1億2100万円
これは、
「いきなりステーキ」の数字です。
つまり、赤字ってことです。
いくら売上高があっても、数百店舗
あっても赤字なら意味がありません。
もし、あなたが拡大をしようと思って
いるなら注意が必要です。
拡大するというのは響きも格好良くて
店舗を増やせば増やすほどやり手の社長。
って周りからもチヤホヤされます。
けど、実際に店舗を展開していくと様々な
コストがかかり、リスクを背負います。
1店舗や2店舗ならリスクがない
と言っているのではありませんし、拡大を
否定しているのでもありません。
そうではなくて一度立ち止まって、何のために
お店を出店するのか考えましょうってこと。
無闇に行う拡大路線というのは非常にリスク
が大きくてオススメできません。
というのも、遡ること、高度経済成長期…
その頃はどの産業も伸びており、人口も
増加傾向にありました。
店舗自体の数もさほどありませんでした。
競合がほとんどいなく、人材を募集しても
どんどん集まり、お客さんもあとからやって
くるという時代でした。
が…しかし、今は違います。
どの業界も飽和状態になり、人口は減少し
つつ高齢化していっています。
つまり…
・競合ばかり
・価格競争
・人材募集が困難
・客数は減少
同じ商圏エリアにどれだけの競合がいる
でしょうか?
同じような商品・サービスを提供するお店は
キリがないくらい多く存在します。
実際に「いきなりステーキ」の売上、利益の
急激な減少というのは、
上から、
1.自社競合
2.他者競合
3.アメリカの進出
このように分析されています。
と、いうことはやはり、自ら同じ商圏エリア
にお店を作り過ぎたということ。
確かに運営するペッパーフードサービスは
大手なので資金力があります。
一気に市場に資金を投下して広げようと
いうのは経営者ならきっと多くの人がそ
うするでしょう。
実際に私もたまに食べにも行きますし、
サクッと、割とリーズナブルな価格で
ステーキが食べられていいなと思います。
とはいえ、
週に2回も3回も行きはしません。
蕎麦の日もあれば、ラーメンの日があり、
ステーキの日もあるのです。
そうやって考えていくと、拡大というのは
簡単に売上を伸ばす方法であるけれども同時
にリスクのある行為だともわかることでしょう。
そうです。私たち弱小の零細企業や個人店舗は
規模で勝つことはできません。
もちろん規模で勝てないということは価格でも
勝てるはずがないのです。
で、あれば、私たち弱小企業が取り組むことは
適性な利益をもらっても喜んでお客さんに購入
してもらい、リピートしてもらうこと。
私は大手企業と比較するときに「ある指標」
を使って企業を見ます。
その指標というのは、業界の「利益率」
と「一人あたりの利益」です。
売上高、利益額を比べることはできません。
しかし、「利益率」と「一人当たりの利益」は
比べることができますね。
あなたが1人でやっている店舗経営者だとして
も大手の数字と比較することは可能です。
上場企業なら必ず数字をだしていますし、
中小企業でも、財務諸表を出しているところも
ありますので一つの指標にしてみてください。
今日のお話をまとめると…
・「売上高」よりも「利益」が大事
・魅力を伝え適性な価格で購入してもらう
・優良顧客をつくりリピートしてもらう
・大手と比べる時は「一人あたりの利益」で
上記をどうすれば実現できるのかあなたの
お店で置き換えて考えてみてくださいね。
バクアゲ!
小西孝明
*追伸*
今日のランチは…
あ、もしかして、わかりました?