小西孝明です。

2021年6月7日現在、
緊急事態宣言が各地に出ています。

 

目次

当然ですが、東京都はその宣言の地域です。

さて、私小西は飲食店向けのコンサルタント
でもあるため市場調査も兼ねて営業している
お店(要請に応じていない)を調べてきました。

調べた日にちは2021年6月6日(日)の
新宿と赤羽です。

まず、新宿のおでんをメインにしている
居酒屋さんへ行きました。

一応名前は伏せておきます。

 

アルコール提供はありますか?(笑)

電話で予約をしてから行きましたが、この電話の段階で
「アルコールの提供はありますか?」と聞くと、

「はい、大丈夫です!」と元気の良い返答が。

(きっと多くの人の第一声が”アルコール”でしょうね)

そんなこんなで、新宿のそのおでん屋さんへ。
店内は閑散としていて、アルバイトスタッフの数は
多かったですが、お客さんは私を含め3組みのみ。

ただ、入店した時間は15時半だったので少し早いかな?
という感じです。

と、いうことで、緊急事態宣言下の東京、新宿で昼飲み
を決行しました。

で、20分ほど立つ頃には、ポロリポロリとお客さんが
入ってきて活気も出てきました。

それから20分…飽きてきてので他のお店へ行くべく
お店を後にしました。

新宿のお店は満席

そうして新宿3丁目の路上を歩いていると、店の外まで
お客さんが溢れているお店がそのあたりに数店舗あります。

私は、今度は居酒屋ではなく、ワインバーへ入ることに
しました。

私が入店したワインバーは1階と地下にお店がありますが、
1階部分はほぼ満席で、地下も席は少し空いているものの
満席に近い状態でした。

私が飲んでいると、後から後からお客さんが入ってきて
あれよあれよという間に、隣の席、その隣と満席状態に。

そろそろ空けてあげようと、
シャンパンとワインを数杯いただきお店を後にして他の
お店を探すことにしました。

外に出たのはいいのですが、今度はお店を探して歩いて
どこも満席で、入るお店がありません。

アルコール提供なしのお店はガラガラ…

あれ、ここ空いてるなあ…
と思って近寄って行くと、
「”アルコール”の提供はありません」と書いてあります。

なるほど…
やはりみんな、アルコールがないとお店に行かないのです。

他にも飲食店らしきお店がたくさん点在している新宿3丁目
ですが、多くがシャッターが閉まっていたりしてお店自体を
営業していませんでした。

そうだ!飲んべいの聖地赤羽へ行こう

もう新宿3丁目では入れないと思い、赤羽へ場所を変えてみる
ことにして移動しました。

赤羽につくと、キャッチの人が多くいて、居酒屋やカラオケバー
を進めてきます。

ただ、私は元々、キャッチでお店へ行くのは好きではありません。
(まぁ、いいお店なんてないと思っているので)

そこで、街を自分で散策して探すことにしました。
けど、お店に声をかけると、今日はずっと満席状態が続いている…と。

その他にも数件お店に声をかけて行きましたが、やはりその日は
全部予約で埋まっているということです。

そこで諦めて帰ることにしました。
最寄り駅で唐揚げを買い、酒屋でワインとハイボール。

これで盛り上がります!

<まとめ>

閉まっているお店、時短や酒類の提供をせず営業するお店、
全く要請を無視して営業を続けるお店。

色々な人間模様が見えました。
アルコールが飲めて空けているお店にはお客さんが長蛇の列
を作って並び、今か今かと待ち侘びています。

お客さんの中には、
「普段だったらこのお店には来ないのに…」

そう、ポツリとこぼす人もいました。

 

やはり緊急事態宣言でも「アルコールが飲めるお店」に
人は集まるということでしょう。

 

どのお店を見てもずっと満席状態が続いていたのである種
のバブルだと言えるでしょう。

 

政府が示している「時短命令」や「過料」という罰則があ
ってもそれが30万円程度なら営業してもっと利益をあげた方が
良いという考え方もありますね。

 

今、飲食店経営者にとっては難しい決断を迫られています。
時短やアルコール提供を自粛してもいいけど、スタッフの生活や
取引先の生活もあります。当然、経営者本人の生活もあります。

 

アルコールを提供し、時短をしない通常の営業を再開しなければ
東京都をはじめ各地の協力金は振込に時間がかかっており、
その間にも資金がショートしていく可能性が日々高まっている
ことでしょう。

私なら、状況にもよりますが、営業するかなあ…(笑)

追伸

ちなみに余談ですが、四谷、四谷三丁目のお店は
1、2件以外をのぞき閉まっていました。

なお、時短要請を無視して、20時以降の営業や酒類の
提供をしている所はありませんでした。