小西孝明です。
とうとう2020年も残すところ
あと1ヶ月となりました。
ちょうど1年前には新型コロナウィルス
が猛威を振るうなんて微塵も思っていま
せんでしたね。
さて、昨日のお便りでは、
コロナ禍をどうすれば生き延びれるか
というお話しをしました。
昨日の結論をいうと、
・お客さんの連絡先がある
・そのお客さんと関係ができている
・コロナ禍でも来店しやすい業態である
この3つをあげましたね。
今日はこの3つがない人がどうすれば
今後のコロナ禍を生き延びていけるかと
いうお話しをします。
まずは固定費が安いこと。
固定費が安ければ、何かあってもしばら
く耐えることができます。
その上で複数の収入があること。
店舗であれば、通常の売上以外に
ネットなどの物販や同業のコンサルと
いったことがあげられます。
私のクライアントの中には自ら大家と
なり家賃収入を得ている方もいます。
この大家業は今後ちょっと微妙なとこ
もありますが、、、
とはいえ、副収入があるのは本当に大事
なことなんです。
というのも、1つの収入が途切れても
他で補えばいいからです。
あなたは副収入ということを考えたこと
あるでしょうか?
実は私はお寺の長男として生まれ、
育ってきたんです。
だから小さい時からお寺や神社をよく
知っています。
その時に思っていたことは賽銭箱って
儲かるな〜っていうことです。(笑)
私の実家のお寺は小さなお寺で初詣な
どお参りに来る人はまばらでした。
ですが、他の混み合うお寺や神社に行
くと辺りには人、人、人でみんな賽銭
箱に向かって賽銭を入れます。
でもここで考えて欲しいことがあるん
ですが、、、そう、賽銭の額についてです。
賽銭の額は三重県が日本一で2,300円。
最下位は63円の沖縄県。
ここではかなり間をとって1,000円を
賽銭の平均額だとしましょう。
で、一人あたり賽銭に入れる金額が
1,000円入れるとします。
ですが、ある神社はなぜか、5000人に
対してお賽銭の額が15,000,000円でした。
あれ、通常なら一人1,000円で、
5,000人×1,000円=5,000,000円
だったはずです。
調べてみても一人賽銭に入れる金額は
1,000円だったのです。
不思議ではないですか?
あなたは気がついたでしょうか?
そうです、、幽霊ですw
ではなくて、、、
ここの神社がやったことは賽銭箱の数
を増やしたのです。
冒頭にもいいましたが、複数からの収入
を得るというのはまさにこういうことです。
考えてみれば、そうですよね、、
1回1,000円は入れても、3,000円を一度
には入れようと思いません。
しかし、3つにわかれていれば、1つ
に1,000円入れたら、次も1,000円を
入れないとダメって思うでしょう。
これは商売でも全く同じことが言える
んですよね。
お客さんというのは、お店で使う金額
はおおよそきまっています。
例えば、単価が10,000円の飲食店で
もう一品追加で10,000円を支払うか?
というと支払いません、、
けれど、持ち帰りなら?
「あ、家族にも買って帰ろうかな、、、」
となったりします。
ネットの場合も一緒ですよね?
そこから注文することができれば、店
以外で売上を作ることが可能になる。
これ、勘違いをしてはいけないのが
複数から収入を得ましょうというと
店舗展開をすればいいと思ってしまう
人がいます。
確かに、人口が増加していた時代なら
拡大は武器になりました。
けれど、今の人口減少の時代では店舗
の拡大はリスクが大きいです。
それは同じように店舗を運営するのに
”経費が発生”するからです。
なので私がおすすめしている副収入は
店舗+経費がすくないもので売上を作
るということです。
主に言えば、ネットを活用するという
ことになるでしょう。
店舗経営をされている方なら同業向け
のコンサルティングとか、一般のお客
さんへ向けた動画講座などがいいでしょう。
得にお金も必要なく、リスクが少なく
始めることが可能です。
とはいえ、注意をして欲しいのは、
今のお店がきちんとうまくいっている
という前提があっての話です。
現在のお店がうまくいっていないのに
新しいものに手を出してはいけません。
私は過去に飲食店がうまくいかなかった
時に不動産投資をしようと企みあれこれ
と物件を探していました。
しかも億単位の投資をしようと躍起に
なっていたんですね。
それは飲食店での赤字分をテナントの
賃料の収入でカバーしようと思ったから
なんです。
ま、結果的に額が大きすぎてその融資は
承認がおりませんでした。
なのでそこまで火傷をせずに済み、反対
に飲食店の方に融資をしてもらいました。
ま、そんな経緯から、本業がうまくいっ
ていない時は焦って他のことをしようと
思うが、それはよくないことだと気が
ついたんです。
ですが、今本業がうまくいっているなら
そこから、複数の収入につなげることが
できないか?
と考えてみてください。
ただ、1つ軸があります。
それは経費を増やさなくていいもので
やるということです。
夜営業のみの居酒屋なら、
昼間に料理教室を開催したり、
自分がしなくてもセミナー会場として
貸し出すこともできます。
(ま、今の時期は微妙かもしれませんが)
仕込みをただ仕込むのではなくて、
スマホのカメラを用意して様子を撮影
してユーチューブにアップする。
これはエステサロンでも治療院でも
できることですよね?
美容室なら、夜営業が終われば、他の
独立前の美容師に貸出して夜の商売の
人のヘアセットなどをしてもらい、、
そこから家賃をもらう。
このように、別に経費は増えませんが
売上を作ることは可能です。
店舗経営なので、
店舗のトイレとか、店舗の廊下を広告
スペースにして近くの企業に募集をして
広告収入を得てもいいのです。
実際に私は以前、自分の店舗で広告を
出して広告料を頂いていました。
しかも代理でそこの商品まで販売し、
その手数料も頂いていました。
でもこれって得にリスクはなくダメ
ならやめればいいというスタンスです。
それにこれを読んでいる人はきっと
一番リスクの高い店舗を出店していて
ここまでやってきたわけですからそっち
の方がすごいことです。
ということで、話を戻すと、
あなたもこの機会に複数からの収入を
作りましょうということです。
ぜひ、考えてみてくださいね!
バクアゲ!
小西孝明