こんにちは!
小西です。
昨日のメルマガでお話したのは、
忙しい時こそ、次の売上につながる
ようにしておくことについてでした。
多くの経営者が忙しいからと、その時に
再来店対策をせずに、放っておいてから
急に暇になると焦って新規客を集めはじ
めてしまうのです。
でも、これでは本末転倒であり、例える
ならバケツで水が掬えた時にはせずにいて
後からザルで水を必死で掬っているような
感じなんですね。
販促活動の順番というのは、
(1)単価のアップ
(2)再来店対策
(3)新規客集め
この順番になっているのです。
新規客と再来店客では来店してもらうために
費やすコストは5〜10倍くらい違うと言われ
ており、いかに再来店を促すかでその後の
商売の行方は変わってきます。
実際にあなたのお店でも売上が誰と誰と…
という風に分けていってみると気がつくはず
なんですが、再来店と新規客ではどちらが
お金を使っているでしょうか?
ということは、新規客をまず集めるよりも
既存客にリピートを促す方が効率がいい。
もっと言えば、そのリピートしてもらえった
時に「単価の高い商品」が売れるように用意
をしておくこと。
洋服屋さんなら、
「このカシミアのセーターいかがですか?」
ものは間違いないです。
けど、金額は100万円です(笑)
普段からいつも服を買っているお客であり、
その服に十分に価値を理解していれば購入
することだって十分にあり得ます。
でも、新規客なら1万円の商品を売ることすら
厳しい場合さえあります。
接客はしたけど、買わないとか、検討します
と言って帰っていく。
同じ時間で1万円が売れるか、100万円が売
れるかは全然違いますよね?
1万円の商品を100着売るのと、100万円の
商品を1着売るのはどちらが大変でしょうか?
考えるとすぐわかりますよね…
だから高単価商品をつくることが大事です。
飲食店なら、シャンパンタワーが高額商品
になりえるでしょうし、美容室ならカットだけ
ではなくて全部セットにして、
美のプロデュースパック498,000円で売る
とかできるんですね。
内容はこんな感じです。
・ヘッドスパ3回券
・カット3回券
・カラー3回券
・マツエク
・マッサージ
・ネイル
・スタイリング
・着付け
・写真撮影
こうやって組み合わせればいいのです。
写真はカメラマンを用意すれば済みますし、
ネイルはネイリストと提携すれば簡単です。
もっと他にも加えていくことも可能です。
例えば、一緒にお買い物に行ける権利とか。
整体院なら、回数券をただ売るだけでなくて
マッサージ機をセットで売ったり、ホームケア
に役立つものを売ればいいのです。
ここで大事なことは、日頃からお客さんから
信頼される関係を築いておくこと。
つまり、新規客を集めたりするために使って
いる時間とお金を既存客に還元するように使う
ことなんですね。
そうやって還元してもらった、既存客はまた
よりお金を使ってくれることが多いですから。
いいですか?
新規客を集める前に、
・単価アップ
・再来店対策
をバッチリな状態にしてください。
なんなら、
・単価アップ
・再来店対策
の施策でドカっと出た利益の一部で新規客を
獲得するイメージです。
儲からない人の特徴というのは、
まだ利益を十分に確保していないのに
・安売りしたり
・新規客を躍起になって集めたり
・より長い時間働いたり
そうやってすることにより、より利益は減り
働く時間は伸びていきます。
どちらが幸せかはわかりますよね?(笑)
バクアゲ!
小西孝明
*追伸*
今日はスタバでゆっくりコンサルの計画書
を作っています!
珍しくラフな格好で…
そう、パーカーにジーパンスタイル。
見つけたら声かけてくださいねっ!(笑)