小西孝明です。
「え、高いっ」とかって言葉を耳に
することありますよね?
これって商品・サービスに対して
人は自分が思っている以上であれ
ば「高い」と反応します。
ま、それ事態は人間である以上、
普通のことなんですが、、、
大事なのはその後に、そのものが
高いのか安いのかを決める物差し
にあります。
どういうことなのか説明をしてい
きますが、その前に、、、
高いか安いかという価格というの
は「絶対額」ではないということ。
「価格とは相対的」なものだとま
ずは覚えておいてください。
例えば、500mlの水があります。
普段だといくらでしょうか?
コンビニで買うと100円前後で
すよね、、、
でも、テーマパークで買うとその
水は200円とかします。
同じ水なのに。
もっといえば、砂漠のど真ん中な
ら1億円でも売れるかもしれません。
つまり、価格とは需要と供給で簡単
に変わるってこと。
と、いう前提を踏まえた上で
「価格の物差し」をお話します。
「うまくいく人とうまくいかない人」
の違いというのは、、、
「お金の使い方」を
見ればすぐにわかります。
この「お金の使い方」を決めている
のが「価格の物差し」なんですね。
では
「うまくいく人の物差し」
というのはどんなものなのか、、、
大きく分けて2つあります。
物差し①費用対効果
物差し②現在価値と将来価値
では順に説明します。
物差し①費用対効果
これは多くの人が知ってること。
かかったものに対してどのくらい
のリターンがあるかというもの。
これをしっかりと計算できれば
ある程度うまくいきます。
マァ、計算していない人の方が
多いんですが、、、
例えば、
30万円と200万円を比べて高い
か安いか?と言われてもわから
ないですよね。
30万円出して戻ってくるお金が
10万円なのと、
200万円だして500万円になる
のとでは全然価値が違います。
(当然、後者がいいわけで、、、)
ただ、多くの場合、でかい数字ば
かりに目がいってしまい冷静に
判断ができない事が多い、、、
これは、自分が大きな数字に慣れ
ていないことにあります。
大きな数字に慣れていないと数字
が増えるにつれ人は不安に思い、、
その結果、冷静な判断ができない。
こればかりは慣れるしかないです。
あ、高額な商品・サービズを買った
ことがない人がお客さんに売れない
のも同じ心理効果が働くから。
自分が買ったことない人にはこんな
「高い物売れない」と自分で勝手に
ブロックをかけてしまうから、、、
とはいえ、高い物を買うというのは
「苦手、、、」という人もいるでし
ょう。
そこで、ここでもう一度言いたい
のは「冷静に価値を見直すこと」
自分にどんな価値をもたらしてくれ
るのであろうか、、、と。
物差し②現在価値と将来価値
物差し①とは違い、こっちは結構
理解できている人は少ないです。
かく言う私も冷静になり、
「現在価値と将来価値」を計算で
きているかと言われたら、、、
お金だとわかり良いです。
なぜならお金には「利息」がある
からです。
ここであなたに質問!
現在価値が100万円です。
で、1 年後の将来価値はいくらに
なるでしょうか?
ちょっと考えてみてください、、、
ちょっと考えてみてください、、、
ちょっと考えてみてください、、、
ちょっと考えてみてください、、、
はい!
それでは言います。
特に正解はないです。
というか、きっとあなたはあなたが
思う価値を作ったのではないでしょ
うか。
例えば100万円を最低でも10%で
運用できるという人であれば、1年
後の将来価値は110万円です。
5%の人なら105万円です。
3%の人なら103万円です。
でも、これはあくまでお金ではかる
将来価値です。
でも多くの場合はお金だけで将来
価値を図ることはできません。
そう、簡単には計算できないから。
あなたは商売をやっていますから
その商売で売上が将来、ン百万円
アップするとします。
そのアップする金額を細かく計算
して現在価値と将来価値を算出する
必要があるのですね。
私はよく
「人に仕事を任せましょう」と
いう言い方をします。
これは24時間しか1日にないからに
他ならず、1人のできることには限界
があるから。
現在価値と将来価値とを掛け合わせ
てみるとわかることなんですが、、、
人に任せることによりあなたの収入
が月に30万円増えたとします。
すると年間で360万円増えます。
で、あなたの歳が今35歳だとして仕
事をやめるまでの増えたお金は、、、
<65歳で引退すると仮定して>
65歳までの30年間で、
108,000,000円(1億800万円)に
なる計算です。
では取り組むのが10年遅れ、45歳
から始めたら、、、
72,000,000円(7200万円)
当然ですが、減ります、、、
ここでわかるのは早くに取り組む
ほど後に金額が大きくなるのは言う
までもありません。
で、ここで大きなことを忘れています。
今弾いた数字は売上として伸ばして
稼ぎ出す金額です。
けど、上記の数字に毎年の利息がのっ
てくるということ。
お金の運用は複利で考えますから、
これまた早く取り組んだほうがいいの
は言うまでもありません。
もし、複利の計算が気になるなら
やってみてください。
さて、2つを説明して来ましたが
いかがでしたでしょうか?
うまくいく経営者というのは確実に
この価格に対する物差しを持ってい
るものなんです。
現在価値と将来価値これは本当に
見失いガチですから気をつけてみて
くださいね。
あ、最後にもう一点重要なことを、、
人は目に見えて失うことに「は」
神経質になります。
が、目に見えず失っていること「は」
全く気がつきません。
つまり、取り組みをすれば、得る事
ができた「お金」の損出に気がつく
ことができないのです。
これって残念なことですよね、、、
バクアゲ!
小西孝明