小西孝明です。
大津市のある旅館では、60年余り
続いた経営に幕を下ろす。
創業は昭和34年、現在の若女将で
5代目なんだそう、、、
自慢は近江牛のすき焼きや地元食材
をふんだんに使った怪石料理。
若女将は、
『「お客さんが喜んでくれると本当
に嬉しかった」
「この光景がずっと続いていくと思っていた」
と思いでを噛み締めるように言いました。』
3月4月頃から徐々にキャンセルが増え、
経営状況は悪化していきました。
最後の希望を託そうと、
GoToトラベルキャンペーンに期待をするも、
大手や高級宿しか恩恵が受けられないと
わかった。とのこと。
さて、このお話を聞いてあなたは何を
思ったでしょうか?
人間的な感情で言えば、
「老舗として長く愛されたお店が閉業
するのは寂しい」かもしれません。
でも、経営者としての目線で言えば、
「対策しない経営者が悪い」でしょう。
これは、別にその若女将が悪いと言って
いるのではありません。
そうではありませんが、老舗なら、
今のこの日までに対策をしましょう、、よ。
ということです。
それに、
「お客さんが喜んでくれると本当
に嬉しかった」
と言っていますが、
続かなければ、意味がありません。
とまぁ、その旅館のことをいっていて
も仕方ないので、これを私たちに置き
換えて考えてみると、、、
常に変わる準備をしておくということ
なんでしょう。
その準備というのは、
「キャッシュを確保」しておくことかもしれ
ませんし、「学びに投資」しておくことかも
しれません。
そして、タイミングを見計って変えると
いうことが必要になります。
今、コロナの影響で、、、
と言って苦しんでいる人というのは、
今までに対策をしていなかった所です。
例えば、私のようなコンサルタントも
会場を借りてのセミナーばかりを中心に
していた人は軒並み仕事が減少。
けれど、以前からウェブでセミナーを
したり、人と合わなくてもビジネスが
できる状態になっていれば、売上の減少
はなく、むしろアップします。
というのも、人の消費行動がなくなった
ワケではないからです。
居酒屋なんかでも、会社の宴会が減った
というけれど、
・友達同士
・恋人同士
・家族連れ
などは増えていて、連日のように満席の
お店もたくさんあります。
なので、別にミシュランの星を取るよう
な特別なお店だけに予約が集中している
と言うワケでもありません。
それなのに、
・うちは高級店ではないから無理
・うちの業種ではウェブに切り替えできない
とか言っているのって、
経営者として、失格なんですよね。
実際に私の元に来れれて、業績を伸ばされる
方って、特徴があり、
私が何かの例え話を出せば、
「自分のお店にどうすれば、使えるだろう?」
って考える人なんです。
逆に伸びない人に限って、行動する前から、
「売上、本当にのびますか?」
とか、
「私には今はまだ、、」
とか、
「うちのお店でそれはちょっと、、」
とか、
「ステーキのメニューなんてないので」
そういう言葉が出てきます。
でも、そうやって思考を停止させて
しまうと後に大きな”代償”を支払うこと
になります。
経営というのは、
投資をして、回収していく作業です。
稲を考えて欲しいです。
田を耕し、
田に稲を植え、
稲を育て、
稲を刈り取る。
まさに経営もこれと全く同じこと。
今やっていることが数ヶ月先、1年先の
稲を育てるのです。
そもそも、田に稲を植えてもいないのに
コメを収穫できると思っていることが検討
違いなんですよね。
きっとこれを読んでいるあなたは違うはず
ですから、ぜひ、今日から投資を初めてみ
てください。
とはいえ、何を投資しろというの?
と思うことでしょう。
なので、今日の投資は
私への質問にします。
これは今抱えている悩みや問題、
解決したいな、、とか、
こんな時どうすればいい?
みたいなことを質問してください。
そうすれば、このメルマガ上で
回答をさせて頂きます。
あなたが質問をした時間が投資と
いうことですね。
バクアゲ!
小西孝明
*追伸*
いつも質問をしてくれる人って
その後業績を伸ばす人ばかりです。
何でなんですかね?