小西孝明です。

今日で経営計画合宿も4日目です。

いいアイデアが続々と出ている、、
はず!!

では、昨日、具体的に飲食店の店主が
上手くアルバイトスタッフに仕事を任
せるための方法について詳しくお話しを
しますと言いました。

まず、はじめに店主の特徴をザッと説明
をしていきます。

・佐藤晴彦(仮名) 42歳 
・地方都市
・日本料理 居酒屋経営
・店舗面積 20坪 35席
・客単価7,000円
・月商 200万円
・月収50万円

佐藤さんは収入もある程度とり、
それでも、毎月10〜20万円はお店に
利益が残っている状態でした。

一見すると上手くいっている経営の
ように見えます。

しかし佐藤さんには悩みがあり、
その悩みというのは、、、

・朝から晩まで働いている
・仕入れを細かく自分で管理している
・仕込み、営業中ほとんどを自分でしている
・任せらるスタッフがいない
・自分が倒れたら、商売がダメになる
・電話対応も全て自分でしている

と、色々書きましたが、
この悩みって全て共通しています。

それは、
「任せられる人がいない」こと。

で、この悩みって佐藤さんだけでは
決してないんですね。

さて、佐藤さんですが、私の所に相談
に来まして、何をやったのかというと、、

・やっていることを分解して全て書き出した
・任せられるものを1つずつ任せた

佐藤さんには、上記の2つに取り組んで
もらいました。

分解するというのは、

「出汁を取る」

というタスクがあるのなら、

・水を●ℓを鍋に入れる
・昆布とカツオを●g入れる
・沸騰してから●分で火を止める
・●分おいて、●に移す
・●を冷蔵庫の●位置に入れる

※適当に書いています

と、このように、「出汁を取る」と
いうだけでもいくつもの工程があります。

以前、佐藤さんは「出汁を取る」なんて
「そんなことバイトになんかできるか!」
そう思っていたそうです。

でも、こうやって分解して書き出して
もらうと、できそうな感じがして1つ1つ
を任せられるようになったのでした。

これは、仕込みだけではなくて、
仕入れ、売上管理、電話対応などを
任せられるようになりました。

その結果どうなったのかというと、

・働く時間が10時間から5時間に
・月商は200万円から250万円に
・月収は50万円から80万円に
・週休1日から週休2日に
・年3回は1週間の間、休めるように
 (以前は年に2日×3回しか休み無し)

という風に変わることができて、
よかったと言っていました。

ライフスタイルにも変化があり、
・奥さんと旅行に行ったり
・週2回はジムに行ったり
・他の気になるお店に視察に行ったり
・趣味のサーフィンも週1回したり

という感じだそうで、、、
でも、特に印象的だったのは、

『毎朝楽しみで、朝起きるのがどんどん
早くなっています!』

と”満面の笑み”で教えてくれた佐藤さん
の表情は今でも覚えています。

あなたはこのお話しを聞いて、
それはたまたま佐藤さんが上手くいった
だけだと思いますか?

もし、そう思うならそれでもいいです。

でも、実際に分解して考えて行動する
だけで変化があるのは事実でして、、

まぁ、信じるかどうかはあなた次第
ということで!

「成果を出したい!」って思うなら、
まずは分解することから始めてみても
いかもしれませんね。

バクアゲ!
小西孝明