小西孝明です。

いきなり強烈なタイトルで
始まりましたね。(笑)

8月21日に大分は別府市にある
「ホテル三泉閣」が自己破産の
申請をしました。

1953年に創業し、2008年の
売上高は7.8億円と稼いでいました。

しかし、2017年の熊本地震の影響
でインバウンド需要が激減したこと
で一気に業績が悪化していく。

そうして、最後は2020年のコロナ
で幕を閉じたのだそう。

こんな老舗の旅館でも簡単に
潰れてしまいます。

コロナの影響で倒産した件数は全国
で468件に上っていて、、、
(8月27日時点 帝国データバンク)

多いのは飲食業がトップで、次いで
ホテル・旅館、アパレルと続きます。

もちろん、この倒産件数の数字は
帝国データバンクが把握しているだけ
になりますから、

実際に個人の店舗とか、会社でも
小規模で帝国データバンクに登録も
ないような所は含まないので実際に
はもっと倒産件数は多いでしょう。

こうやって聞くと、
「やっぱり経済は崩壊するの?」
なんて思うかも知れません。

でも、もしそう思っている人がいる
ならそれは経済を知りません。

経済というのは人口により計算する
ことができます。

確かに飲食店は潰れていますし
ホテルや旅館も苦境に立たされてい
ます。

でも、人が生きているということは
消費行動がなされるわけですから、

人はどこかでお金を使います。
実際に酒屋さんは飲食店に卸すお酒
は減ったけど、スーパーなど小売への
注文は増えたと言います。

あの有名なAmazonはコロナの影響で
高収益を叩き出していますし、Netflix
も会員の純増が急に起こっています。

「ここから何が言えるのか?」

経済がなくなることはありません。
人が生きている限り消費行動は続きます
からそこは心配いらないです。

では何が変わったのかというと、
「消費行動のあり方」が変わったのです。

飛行機に乗って旅行に行っていた人が
車に乗ってキャンプへ行く、、、

会社帰りに飲み会を開いていたけど、
今は家族で外食したり自宅で晩酌を
する。

ホームセンターやドラッグストアで
買っていたものを全てAmazonで購入
するようになった。

このように新しい生活様式へ移行して
いっているのです。

つまり、新しい生活様式へ移行できな
い所が潰れて行くわけです。

実際に私のサポートする飲食店の多く
はコロナになってから増収増益を繰り
返しています。

もちろんオフィス街にあった店舗を
撤退した所もありました。

それでも、近くにマンションの一室を
借りて厨房機器の一部を移設して客席
なしの完全デリバリーへ変更しました。

これがUberを使ってやるのですが
売上が好調で、客席がなく、人件費も
ほとんどいらないので利益が圧倒的に
でると言っているほど、、、

他にも和食の居酒屋を経営する店主は
サラリーマンの会食の需要が減ると見
込み一人客、カップル客を狙った肉メイン
の鉄板焼きに変えました。

また、この肉メインで鉄板焼きも好調
で前年同月対比で255%を叩きだして
いるというからびっくり。

また、ある居酒屋の店主はお店を
売ろうにも売れず、家賃を払いっぱな
しの状態でした。(空家賃です)

けれど、諦めきれず私の所に相談に
きてあれこれ一緒に考えました。

そこで今取り組んでいるのは、
・ウェブ料理教室
・自宅へ訪問し調理する
・ケータリングサービス

この3本の柱でやっています。
これがまた好調で、売上事態は以前
より低いものの、

アルバイトスタッフなどの人権費がない
ので利益は10万円増えたと言います。

このように、全くもって経済は死んで
しまった訳でも、崩壊した訳でもあり
ません。

で、こんな質問をもらいます。
「コロナの前の状態に戻りますか?」

絶対はありません。
が、歴史から見て、戻ることというの
はないでしょう。

多くの会社は気がつきました。

・出社させなくても業務ができること

・営業にいかなくて、ウェブで営業が完結
 できてしまうこと

・無駄な会社の飲み会を開く必要なんて
 ないということ

・本当に大事な人とだけオフラインで会う

様々に私たちの生活は激変をしていって
いるのですね。

1930〜1940年までのイギリスでは街に
人を起こすための仕事がありました。

その仕事はノッカー・アップといい、
棒で玄関のドアをたたいたり高層階の
窓を長い棒でたたいたりして、中の住人
を起こして回っていました。

ですが、1940年以降は目覚まし時計
ができてから、その仕事はなくなります。

つまり、目覚まし時計にその仕事が
とって変わったのです。

他にも水汲みの仕事が昔はありました。

けれど、いつからか、パイプがしかれ
蛇口をひねるだけで良くなってからは
そんな仕事もなくなりました。

そうやって時代は変わってきたという
ことなんです。

ただ勘違いしないで欲しいのは経済が
なくなっている訳ではないということ。

今日も、人がいればその人の数だけ
消費行動があります。

だからこれから考えることは、
「今後の消費行動はどうなるか」
これを考えて取り組むのです。

お客さんはどんなことを求めて消費
をしているのでしょうか。

そうはいうけど思いつかないって人
もいるでしょう。

そこで、今日はあなたにお知らせが
あります。

『コロナ禍で売上25%以上、伸ばすセミナー』
を開催します。

・新しいアイデア、考え方の発見
・25%売上(利益)アップの具体的なやり方
・今すぐ経費をかけずに取り組める集客法

が具体的に学べます。

ただし5名限定にさせてください。
すぐ埋まってしまうので今すぐ確認して
みてください。

→https://forms.gle/BWpQT74obn7LFq419

バクアゲ!
小西孝明